★☆ 仕事場レポート ★☆
[ 馬刺し・馬肉専門 株式会社 若丸 ]
2011/01/14
|
コチラが株式会社 若丸 社長の 下平洋一さんです。最近はコーヒーにハマっている ナイスミドルです。
若丸は約90年前に肉屋として創業を始めました。もともと馬肉は扱っていたそうですが、下平さんの代で馬肉を専門とするようになったそうです。 下平さんは若き日に 「地元のお土産になるようなものを売りたい」 と言った考えを抱いていたそうです。そして馬肉に注目し、馬肉の燻製『馬節』を開発しました。『馬節』は長野県内土産品店にて販売されるようになりました。その後しばらく馬肉の加工食品を開発し販売してきました。しかし、馬肉を前面に出すということに対して、1つだけ問題点がありました。 それは、この頃の技術では、馬肉を加工食品としてしか全国に売ることができない・・・、と言う事です。 若丸が馬肉の加工食品を開発していた頃、食品の冷凍や保存に関する技術も着々と進化を続けていました。 若丸では 『柔らかいケーキをそのままの形で急速冷凍して真空パックにする・・・』 という技術に目を付け、その技術をいち早く馬肉に取り入れました。 そして、馬刺しや加工していない生の馬肉を、伊那谷から日本中に届けることを実現しました。 |
若丸は馬刺しを全国に届ける技術を手に入れた後、当時(10年前)としてはまだまだ成長過程にあったネットショップ(楽天)に進出しました。
卸問屋(若丸)が中間業者を間に入れないで販売すると言う事は、販売の費用が減少します。定価がある商品であれば、卸問屋(若丸)の儲けが多くなりますが、下平さんは 「まだ成長過程にあるインターネットであればしがらみも少なく、思い切ったことができる・・・」 と考え 「1キロ以上買ってくれる人なら一般の人でも業者価格で販売する!!」 と言った利用者よりの考えで販売する事にしました。 結果、現在は馬刺しを取り扱うライバルも増えてきて、馬刺しも希少性だけでは売れなくなり、価格競争が始まってきたようですが、若丸は10年前の価格でも多くのユーザに指示され、楽天ランキング馬肉部門連続1位、2009年グルメ大賞受賞を受賞しました。楽天で馬肉と言えば 株式会社 若丸 の 馬刺しです !! 馬肉に「地域色があって希少性がある・・・」といった理由だけでは、楽天で受賞するほど注目されることはないと思います。新しい技術と挑戦、ユーザー主義・・・、といったことがそろって、初めて注目されるのだと思います。下平さんと話をして一番思ったことは、 ポイント ポイントで うまい選択してるな・・・ です。 環境、努力、タイミング、チャレンジ、が運と言うか流れを呼び、物事が良い方向に進んでいく・・・、というのはとても難しい事だと思います。その点で下平さんは、『本当にうまくやったな〜』と思います。 偶然の出会いから とても今の自分の参考になるお話を聞いたり、アドバイスをしていただいたけたりした、とても良い訪問でした。それだけでも充分な収穫ですが、なんとarumonoへ記事のネタに馬刺しを提供してくれました。 コチラが提供していただいた、馬刺し ヘルシー赤身 です!! \(^^\)(/^^)/ 下平社長 どうもありがとうございます <(_ _)> 近いうちこの馬刺しをレビューしたいと思います。 伊那谷から美味しい馬刺しを、低価格で全国の一般家庭まで届ける、株式会社 若丸の仕事場レポートでした。 株式会社 若丸 http://www.rakuten.co.jp/wakamaru/ 〒399-3702 長野県上伊那郡飯島町飯島1164-3 TEL 0265-86-2929 FAX 0265-89-1129 |