★☆ 仕事場レポート ★☆
[ アルプス エア ]
2010/12/02
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この画像の物は、組み立てる前の製品です。製品に必要な部品をピッキングして、ケースにしまっています。注文があったとき、これを組み立てて納めるそうです。
米山達夫さんがアルプスエアの製品として開発して世に送り出すモノは、少なくても必ず需要があるモノ、大手では需要が少なすぎて生産できないニッチなモノ、「こんなの見たことも聞いたことも無いけどあったら是非欲しい!」とお客さんが考えるモノなど、もし製品化されれば、少量でも必ず注文が来るような、そんなモノです。 海外の低価格製品や大量ロットで生産されるモノは、安さを魅力に消費者の気を引きます。そういったものと競争していては、小さい会社や商店はとても太刀打ちが出来ません。 そんな事は事業をしている人は誰でも知っています。 また、少量でも消費者のニーズがある商品であれば必ず売れる・・・、と言った事も事実であるし理解しています。 問題は、そういった商品を持っていなかったり、開発することが出来ない・・・、ということです。 空気の力を使って、様々な装置を様々な形で動かす・・・、そういった技術を使いオンリーワンの製品を作ってお客様のニーズに応えられる・・・、そういう確かな技術がアルプスエアにはあります。 アルプス エアは米山達夫さんは1人で、開発・設計から製品の組み立て設置まで行っています。私もソフトウェアやコンピュータシステムと呼ばれるモノを作るとき、必ず全工程自分で行うと決めています。1人で全てを行うやり方に対して、色々な意見があるとは思いますが、そういったやり方で成功している米山達夫さんは、自分の尊敬の対象です。 |
この画像の右下の物は、あのレアアースを使った強力な磁石です。アルプス エアの事務所内は、ついつい目がキョロキョロしてしまうようなモノで溢れています。専門的な機械や部品が沢山あるとなぜかワクワクしてきます。
子供の頃にマジンがーZの光子力研究所にあこがれたのと似た、そんな魅力がこの事務所にはあります。 定年退職をしてから始めたのが8年前と言ってました。米山達夫さんは来年70歳になるそうです。会ってお話をした感じでは、まだギラギラとした部分が感じられました。まだまだ現役でガンガン技術者として活躍して欲しいです。 伊那谷からオンリーワンのモノを世界に送り出している、アルプス エアの仕事場レポートでした。 自動化 省力化機器の研究開発メーカー アルプス エア 代表 米山達夫 〒399-3702 長野県上伊那郡飯島町飯島528-4 Tel 0265-86-4969 Fax 0265-86-4776 E-mail t.yone@alos-air.jp URL http://www.alps-air.jp/ Skype alpsair-jp |