★☆ 気になるモノをレポート ★☆
[ 秋の夜長に聴いていたい洋楽アルバム5枚 ]
2010/10/28
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1枚目 「THE BEATLES / REVOLVER」
ビートルズは私の中では世界最高のロックバンドです。ビートルズのことを語ると止まらなくなるので、何でリボルバーなのかと言う事だけ説明しますと、つい先日に久しぶりにこのリボルバーを聴いたら、たまらなく良かったからです。そんなんでこれといった意味はありませんが、間違いなくとても素晴らしいアルバムです。 本当に久しぶりに聴いたのですが「SHE SAID SHE SAID」と「FOR NO ONE」がもの凄く良かったです。「SHE SAID SHE SAID」は、自分の中でイメージされるロックナンバーの理想型の1つです。 20年以上前のことですが、聴きすぎてCDが再生できなくなった、唯一のアルバムがこのリボルバーです。 |
2枚目 「THE ROLLING STONES / FLOWERS」
「なんでFLOWERSなの?」といった声が聞こえてきそうですが、そうは言っても私の中では立派に愛聴盤として君臨している1枚です。 一般的にはこのアルバム自体が、寄せ集めのいい加減な編集で作られた、アメリカ向のベスト盤・・・、と言われる事が多いアルバムです。そんなことから、ストーンズの作品とは言っても、あまり語られる事が無いアルバムだと思います。 選らんだ理由としましては、とにかく選曲と曲順が良い! さりげないBGMとして聴く事ができる、数少ないストーンズのアルバムだです。ちょっと失礼な表現かもしれませんが、自分的にはこんな理由から、ついつい聴いちゃうアルバムです。 「MY GIRL」と「RIDE ON, BABY」はこのアルバムでしか聴けないです。 3枚目 「LUE REED / TRANSFORMER」 季節なんか関係なく大好きなアルバムです。The Velvet Underground時代に比べると聴きやすい楽曲がそろっています。アルバムとしてもバランスが取れていて、とてもまとまっていますが、「Walk on the Wild Side」が突き抜けた存在感を感じます。 「Walk on the Wild Side」は、ストレートにルーリードのカッコ良さが伝わってくる、名曲だと思います。もう20年以上あの「ドゥードゥドゥー・・・」ってな具合のスキャッドを車の中で口ずさんでます。 このアルバムに入っている「Perfect Day」は、パバロッティとルーリードが一緒にステージでやった事もあったなぁ・・・。 4枚目 「THE THE / HANKY PANKY」 これは1995年の作品なので、前に紹介した3作品に比べるとグッと現代の作品です。とは言っても15年前の作品になりますが・・・。 THE THEというのはマッドジョンソンというイギリス人のソロプロジェクトというか、バンドかなぁ・・・? まぁその辺はほっといて、この「HANKY PANKY」というアルバムは全曲ハンク・ウィリアムスのカヴァーです。 どこか泥臭いハンク・ウィリアムスの楽曲を、エレキギターを前面に出したサウンドにアレンジし、その上になんか艶っぽくて狂おしいマッドジョンソンの歌が乗っかると、もう若くはない、大人の男の心に響くサウンドになります。 このアルバムは、加齢臭が漂いはじめた大人の男も、正面から受け止めたくなる・・・、そんなカッコ良さがあるアルバムです。 5枚目 「BECK / SEA CHANGE」 今回紹介するアルバムで唯一21世紀に発売されたものです。 「ODELAY」とか「THE INFORMATION」みたいなイメージの方が一般的なBECKに対するイメージだと思いますが、 フォークギターを持って歌っているBECKは本当にカッコ良い・・・ 「SEA CHANGE」はBECKの他の作品と比べると、とてもアコースティックで、BECKの歌がメロディアスで前面に出ている作品だと思います。大分前にTVでBECKのおじいちゃん(前衛芸術家)が、「デビューする前のフォークギターを持って歌っているのが一番だ・・・」みたいなことを言ってたのを良く憶えています。メジャーデビュー前のBECKのコンサートは、観た事も聴いた事も無いのでどんなものか解りませんが、きっと「SEA CHANGE」からその頃のBECKが感じられるような気がします。 「SEA CHANGE」はBECKの中で一番好きなアルバムです。 BECKが奏でる「I'M SO GLAD 」を聴いたことがありますが、CreamとかDeep Purple の「I'M SO GLAD」のようなロックテイストなモノではなく、 SKIP JAMESの奏でるブルースのように、独特の強いクセを表現した「I'M SO GLAD」で、滅茶苦茶ビックリしました。 さて、arumono的「秋の夜長に聴きたい洋楽アルバム5枚」は以上になります。知ってるモノも、知らないモノもあるかも知れませんが、私はarumonoの記事を考えているとき、こんな音楽を聴いたりしてます。 TVをなんとなく眺める秋の夜より、素敵な音楽を聴いて何かする・・・、そんな秋の夜を過ごしたいです。 |