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[ 浅川マキ 「浅川マキ ライブ 夜」 ]
2010/01/18
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ちょっと聴いて見ました。
エネルギッシュな演奏、ハイテンションな彼女の歌声、会場の男臭い空気がスピーカから放たれます。楽曲も色々ある浅川マキさんの曲の中でも、万人向きと言いましょうか、レコードと一緒に口ずさむことができる選曲です。 とても素晴らしい演奏です。 こんなライブを体験した人は幸せです。 B面の後半の「難破ブルース」では泉谷しげるさんが登場します。 このライブはそうそうたる男たちが、浅川マキさんの歌を支えています。 池田洋一郎さん、渋谷毅さん、白井幹夫さん、川端民生さん、吉田建さん、つのだひろさん、粉川忠範さん、そして萩原信義さんです。 個人的な感想ですが、浅川マキさんと演奏している萩原信義さんは、お気に入りのギターリストです。 このアルバムで一番好きなのは、一番最後に演奏する「それはスポットライトではない」です。これは多分、ロッド・スチュワートさんのカバーに影響されていると思いますが、それを素敵な日本語にして歌っているのがとても良いです。 浅川マキさんの歌は、やっぱりとっても良いです。 |
余談になりますが、20年位前渋谷公会堂で行われた、チャボこと仲井戸麗市さんのソロコンサートに、浅川マキさんが飛び入りでステージに上がってきたのを良く覚えています。仲井戸麗市さんのファンも年齢層高めですが、浅川マキさんが出てきたとき2〜3名の男の驚く叫び声(ちなみに私も「ウォー!」と叫びました)はありましたが、会場のほとんどのお客さんは「誰この人?」みたいな感じでした。
そんな中、本当に打ち合わせ無しと思われる演奏が始まり、「かもめ」の歌が聴こえてきました。演奏のコンディションは良くありませんでしたが、「コンサートを見てたら、良い気分になってきたので、歌っちゃった!」みたいな気持ちの良いメッセージが伝わってくるパフォーマンスでした。 これは私のちょっとうれしい、浅川マキさんのエピソードです。 大勢の男たち(女性もね)の心に歌を届けてくれた、浅川マキさんの「浅川マキ ライブ 夜」の紹介でした。 |