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2011年2月22日に行われた「飯田市竹伐採事業　視察研修」に出席しました。

竹の会（仮称）第2回目の活動は、飯田市産業経済部林務課が取り組んでいる 竹伐採事業 の概要説明を飯田市産業経済部林務課のワキサカさんから話をうかがい、現場の視察を行う･･･、というものでした。

まずは飯田市役所の会議室で担当の方からお話をうかがいました。

飯田市では緊急雇用対策事業を活用して、竹薮伐採を行う人を雇用しています。飯田市内の通学路や農地周辺で、管理していない竹薮を選び、竹薮の伐採を行っています。

基本的に竹薮の管理は竹薮の地主がやるべきことと考えていますが、緊急雇用対策事業を活用して行っているので、現在は伐採の費用を地主は支払っていません。しかしその後の管理は地主が行い、伐採した竹薮がもとに戻らないように管理します。（※竹林の伐採は地主が賛同した場合のみ行います）

これとは別に伐採した竹の活用も研究しています。
竹を伐採後、破砕機（竹を砕く機械）や粉砕機（竹を粉上にする機械）で細かくしたものの使い道を現在検討しています。

一通りの事業の概要説明と、参加したメンバーの質問に回答していただいた後、実際の伐採現場と、粉砕機の設備を見学に行きました。

最初に紹介していただいた竹の伐採現場です。

次に紹介していただいたのは竹の粉砕機です。

竹入用に関する研究を委託している「川路マネージメント事業推進協議会 竹部会」の関島さん宅に貸し出された粉砕機が設置されています。

ここでは粉砕した竹を、アスパラ畑や田んぼへ入れて、現在研究を行っています。

実際に粉砕した竹の粉を見せていただきました。とても細かいパウダー状で、ふわっと竹の香りがするものです。

アスパラ畑や田んぼの他に、この粉を真空パックにして、竹に付いている乳酸菌によって発酵させたものを、家畜の餌に混ぜて実証研究を行っています。