★☆ イベントレポート ★☆
[ 宮井啓江展 ]
2010/07/06
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絹の上に描かれた仏画が飾られていました。
どの仏さんも優しく、柔らかな感じがします。宮井啓江さんに 「これらの仏さんにモデルとかいるのですか?」 と訪ねると 「特にいませんが、自分に似ていると良く言われますが、自分としては母親に似ていると思います。」 と言ってました。 もともと東京で絵の勉強をしていたのですが、お祖母ちゃんが亡くなったとき、お父様が「絵が描けるのなら、仏画を描いてくれ...」と頼まれ、それがきっかけで仏画を描くことにはまっていったと言ってました。 仏画とかあまり関心がありませんでしたが、直接お話を聞くとなんだか興味が出てきます。そのうち宮井啓江さんが仏画をテーマにしていることが、ものすごく洒落ているんじゃないかと思ってきました。こういったことは、作家さんと直接話ができる「個展ならではのこと」だと思います。 |
これは宮井家のお屋敷です。
「これぞ日本の建築!」と思わせる、とても素敵なお屋敷です。 「これが日本なんだ...」とか「日本て良いなぁ...」「この空気がなんとも言えないなぁ...」とか、色々な事を感じさせてくれる空間でした。 こんな自宅を持っていて絵を描いているのなら、自宅で個展をやるのは大正解だと思います。おかげでとても素敵な時間を過ごすことが出来ました。 なんかマイナスイオンを沢山浴びた気がする、宮井啓江展の紹介でした。 |