ポチッとな ↓↓



2011年2月16日に上伊那の渓流魚解禁日です。昨年は4月位から釣り始めましたが、今年は解禁日に釣りに行ってみました。自分の釣りはルアーフィッシングなので、本来なら水温が上がり魚の活性が高くなってからシーズンが始まるのですが、解禁日という響きがなにか特別なイベントのようなので、便乗する感じで釣りに行く事にしました。

解禁日に選んだのは天竜川の支流であるY川の比較的下の方の、里川と渓流の間みたいなところです。

解禁2日前のバレンタインデーに大雪が降ったため、山は雪がかなり残っていました。釣り始めた場所は30cm位の積雪です。

この時季は川の水がとても少ないので、ポイントが絞りやすいというかポイントがあまり無く、水量があるところを探してルアーを投げる感じです。

普段は大したことが無い石も、雪が沢山積もるともの凄い障害物になります。日陰の吹き溜まりは50cm以上の積雪です。

川を上るにつれ積雪が多くなり、普段歩くより高く足を持ち上げないと歩けません。サウナに入るより大量の汗をかきながらの釣りです。

川のコンディションは流れが少なく川底が汚いところが多いので、水量があり川底が綺麗なところを探してルアーを投げましたが、魚の影すら見つけることはできませんでした。

Y川では2時間ほど釣りをしましたが、結果は坊主です。
そして体はクタクタです。

このY川では新作の50mmと55mmのミノーをテストしました。どのルアーも想像以上に沈みましたが、キビキビとよく動いてくれました。

場所をかえ天竜川に行ってみました。

なんか本流の方がコンディションが良い感じです。とは言っても本流、そう簡単に釣れるところではありません。

写真のポイントでは70mmと80mmのルアーを全部泳がせてみました。厚さ6mmの70mmのルアーはどれも実戦向きの良い泳ぎをしてくれました。

80mmのルアーは5個あるうちの2個がかなり好みの泳ぎをしてくれました。残りの3個もまずまずの泳ぎですが、イマイチ自分の気持ちが乗りにくいもの･･･、といった感じです。

80mmの腹がオレンジの銀黒のルアーが抜群の存在感で、今回作成したルアーの中ではダントツのお気に入りです。このルアーを持って、別のポイントに行ってみました。

ここのポイントも魚の影すら見ることができませんでした。


堤の周りを中心に30分ほどこのポイントでルアーを投げました。

ここでも魚の影を見ることはできませんでした。


川下に顔を向けると中央アルプスがとても綺麗に見えました。

まだまだ寒いですが、アウトドアーのフィールドはやっぱり最高です。


これが今回作ったルアーの中で私の心を掴んだヤツです。

80mmのシンキングミノーです。ただ巻きでもユラユラと動きますが、ロッドアクションを加えると、軽くロールしながら大きく動いてくれて、とても楽しいヤツです。

こいつを好んで天竜川で使っていく予定です。


解禁日は坊主でしたが本番は4月に入ってからです。今日からまた、川のコンディションを気にしながら車を走らせる日が始まります。arumonoでは今年も上伊那での釣りをレポートします。

もちろんターゲットは本流のアマゴです。

是非ともarumonoで尺オーバーの本流アマゴを紹介できるよう頑張りたいです。