★☆ 魚釣りレポート ★☆
[ 2011年の自作ルアー 作成解説2 ]
2011/02/14
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2回ウレタンにドブ漬けしたものにアルミを張ります。
3.ルアーにあわせてアルミをカット アルミテープをルアーの長さ分用意します。 アルミテープを半分に折り、裏にえんぴつでルアーをなぞります。 鉛筆に合わせて、半分に折ったアルミテープをハサミで切ります。 左右のアルミテープが出来上がりです。 4.ウロコ模様を付ける アルミを綺麗な下敷きに張ります。 定規とダイソーで売っているペットのノミ取りを使ってアルミに直線の跡を付けます。 反対からも跡を付けます。 格子状のウロコ模様が出来上がりです。 5.ウレタンにドブ漬け 漬ける方向を換えながら5回ほどドブ漬けします。 表面をべたべた触ると指の跡が付くので、綺麗に乾拭きしてからドブ漬けします。 毎回フックアイに付いたウレタンをカッターで綺麗にしてやります。 |
6.塗装エアーブラシを使って好みの色に塗装します。
アルミとボディの段差を消すのが大変なので、先に筆で厚塗りしてから、エアーブラシで薄く数回に分けて塗装してます。 7.ウレタンドブ漬け エアーブラシで塗装したものを一晩乾燥させてからウレタンにドブ漬けします。 漬ける方向を換え2回ドブ漬けします。 8.テスト 水槽にルアーを入れて左右のバランスを確認します。 今回はどれもまずまずでしたが、若干バランスにばらつきがあるものを4個保留にして、15個のルアーを次の作業に進めることにしました。 保留にした4個はチューニングシンカーなどを使ってバランスを修正する事も可能なので、気が向いたときに何かしようと思ってます。 9.目玉とディップの取り付け 目玉は白と黒の低圧テープを皮用の穴あけパンチ2サイズを使って作成しました。 ディップは釣具屋に売っている専用素材を使ってます。 ルアーにカッターでディップを取り付ける位置に切り込みを入れます。 ニッパーとヤスリで整形したディップを、エポキシボンドで取り付けます。 好みの位置に目玉を取り付けます。 ディップは取り付け位置や形でルアーの泳ぎが左右されます。これは色々試して見ないとわからない部分が多いです。最初のうちは市販のルアーを参考にすると良いと思います。 それよりもディップの取り付けをしっかり行う事に、最初は注意した方が良いと思います。5mm位はボディに差し込まないと、簡単に取れてしまい釣りになりません。 10.ウレタンドブ漬け 4回ほど漬ける方向をかえウレタンにドブ漬けしました。 11.フックを取り付けて完成 ラインアイ、フックアイに付いたウレタンをカッターで綺麗に落とします。 好みのフックを取り付けます。 5cm位の小さいルアーだとフックが干渉する事があるので、フックは腹下と尾ビレのものがが干渉しないサイズを選択します。 完成したルアーです。 これらのルアーは、天竜川とその支流で自分が楽しめるものを、自分で考えて作ったものなので、どれも同じような傾向の色と形ですが、自分の好みのものなので満足です。 勇気をだしてアップ画像です。 エアーブラシを導入して下手なりにですが、見た目がちょっとはマシになりました。 今後の課題は全体の美しさと、耐久性、ヘビーウェイトのルアーの動きかな・・・。 今回かかった費用は、ウレタンとアルミテープ、皮用パンチ、バルサで大体3,000円以下です。まだウレタンも硬化してないし、材料も豊富にあるので、頑張れば20個位は造れると思います。あまりコストを気にしないで造ってますが、沢山造った場合フックを入れても1個300円を切る価格で作成できるのが嬉しいです。 去年は調子に乗ってルアーのプレゼント企画をやったのですが、今年は皆さんの反応を見て考えたいと思います。 簡単ではありますが、2011年の自作ルアー制作の紹介でした。 |