★☆ 魚釣りレポート ★☆
[ 2011年の自作ルアー 作成解説1 ]
2011/02/04
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「埋め込み方法」です。 ※勝手に命名してます。
画像は50mmのものです。 1.型に沿って厚さ60mmのバルサをカッターでカットします。 なるべく垂直にカットするように注意します。 バルサの目の方向は、全長方向にあわせてます。 2.サイズに合わせて、0.9mmのステンレス製の針金を加工します。 針金の長さの目安は、全長の2倍です。 腹下の輪、頭の輪、尾の輪の順に作成します。 30番の細いワイヤーで針金の端を縛っています。 3.アイとオモリを埋める溝を掘ります。 デザインカッターで、腹の部分に溝を掘ります。 左右のバランスを心がけて作業します。 4.アイとオモリを溝に埋め込みます。 アイとオモリを溝に埋め込みます。 ルアーの動きを考えて、オモリはできるだけセンターに近いところに埋め込んでいます。 |
「2枚合わせ方法」です。 ※勝手に命名してます。
コチラの方法が一般的だと思います。 画像は80mmのものです。 1.型に沿って厚さ40mmのバルサをカッターでカットします。 なるべく垂直にカットするように注意します。 バルサの目の方向は、全長方向にあわせてます。 2.サイズに合わせて、0.9mmのステンレス製の針金を加工します。 針金の長さの目安は、全長の2倍です。 腹下の輪、頭の輪、尾の輪の順に作成します。 30番の細いワイヤーで針金の端を縛っています。 3.アイが収まる溝を作ります。 位置に注意してアイを2枚にカットしたバルサではさみます。 薄っすらと付いたアイの跡を、彫刻刀とデザインカッターで削ります。 4.木工ボンドで張り合わせます。 アイがきれいに2枚にカットされたバルサに収まったら、木工用ボンドで貼り付けます。 一晩以上乾燥させます。 1.2枚合わせのものにオモリを埋め込みます。 デザインカッターでオモリのサイズの穴を彫り、オモリを埋め込みます。 バランスを意識して、オモリがセンターにくるようにします。 オモリの穴が大きいと、穴を埋めるパテの量が増えるので、なるべくジャストなサイズを心がけて彫ります。 2.木工用バテで穴や溝を埋めます。 エポキシのパテは、いっぺんに沢山混ぜると作業途中でパテが硬化してしまうので、少量ずつ混ぜて作業します。 一晩以上乾燥させます。 作り方の違いはこの工程までです。 「埋め込み方法」と「張り合わせ方法」は、バランスとアイの位置にあると思います。 埋め込み法の場合、左右の位置が確認しやすく、左右のバランスがとりやすいです。しかし、アイの位置があまり自由に取れないので、ディップの取り付けが難しくなります。 加工が簡単です。 張り合わせ方法は、アイを背中の方に間単に配置できるので、オモリやディップの取り付け位置の自由度が高くなります。 張り合わせが不十分だと強度に問題がでます。 張り合わせた個所のボンドの部分は、バルサと強度が異なり、加工が面倒です。 一般的に紹介されている作り方だと、2枚合わせの方法でオモリは、貼り合わせ時にアイと一緒に取り付ける方法が多いと思います。 私の場合、常に流れがある場所でルアーを投げているので、ルアーのバランスが一番問題になってきます。また自分の加工技術(不器用な・・・)を考えた場合、オモリを最後に腹の方から、左右のバランスを目で確認しながら取り付けたほうが、いままで良い結果を出しているので、この方法を採用しています。 ちなみに埋め込みようの木工用パテのコストですが、今回はルアー20個の穴埋めで、ダイソーのもの(105円)をちょうど1個使いました。 この後はバルサを削って形を整え、皮膜を付け、塗装・・・、へと続きます。 とりあえず今回はここまで紹介します。 |