★☆ 食事処レポート ★☆
[ 酔仙閣 〜 中華そば 〜 ]
2009/09/02
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自分の目には映画のセットに映る店内を眺めながら、中華そばを待ちました。少々退屈してきたので、マンガを読んだりして待ちました。ここの店主は1組毎調理するらしく、とても忙しそうに作業しています。なんとも憎めない作業スタイルですが少々待ちます。
しばらくして、中華そばが運ばれてきました。 ラーメンの上に几帳面に置かれた割り箸。チャーシュー、ねぎ、シナチク、麺、スープ、と内容はシンプルなのに、見た目はどこか不思議です。 肝心の味の方ですが、これも不思議な味です。飯田特有の柔らかめの麺、味の薄いシナチク、さっぱりした肩ロースのチャーシュー、味は薄めで解明できない後味のスープ、どこが良いのか解らないまま、気がつくと完食していました。 |
壁にかかったお品書きを眺めていたら、隙間だらけでした。「昔はメニューが多かったのかなぁ・・・」なんて思いました。
誰かに 「この味は気に入らないのか?」と聞かれれば、「解らない」と答えます。 「美味かった?」と聞かれれば、「う〜ん なんとなく」と答えます。 「また来る?」と聞かれれば、「解らない」と答えます。この10年間で4、5回目の訪問です。 なんともはっきりしない回答ですが、なんとなく誰かに話したくなる、そんなお店だと思います。 個人的な意見ですが、酔仙閣は飯田の町に不思議な魅力を与えていると思います。これからもこのままで営業して欲しい「酔仙閣」の昼食レポートでした。 |