ポチッとな ↓↓



もの凄く暑い日、クーラーのない車に乗ってお客様の所に行った帰りに、飯田市にある市吉屋にお昼ごはんに寄りました。


クーラーが利いた店内には5〜6人の先客がいました。店内に入る前は冷たいざるそばを注文しようかと考えていましたが、店内は快適だしなんといっても、通常メニューの中ではフラッグシップと思われるかつ丼が700円なので、店内で一番高価なメニューを食べてちょっと贅沢な気分を味わおうかと思い、かつ丼を注文しました。

10分程度でかつ丼が運ばれてきました。市吉屋のカツ丼は卵とじです。上伊那ではソースカツ丼が主流ですが、下伊那では卵とじとソースカツの半々といったところでしょうか。

その見た目は、完全に固まっていないとろりとした卵が光沢溢れるものです。
味の方は、タマネギと甘めで薄口の出汁が良い感じで、しつこい感じがしない食べやすい味です。少しだけ入っているちくわが意外なアクセントで面白いです。

ボリュームの方は、特別多くはないですが、毎日食べたら栄養士さんにおこられるような感じです。適度な満腹感に満たされながら完食しました。

店内には、奉納そばを打っているときの写真が飾られていました。ということは、市吉屋は手打ちそばの食べられるお店ということです。なのに、ここのメニューは500円前後が中心なので、とてもリーズナブルなお店です。メニューにある「手打ちざるそば　1枚　530円」の文字からとても素敵な印象を受けました。


お勘定を済まして、お店を出ると入店時には気付きませんでしたが、配達に使われていると思われるスーパーカブが、そば屋のオーラを放っていました。


街角にむかしからあるなじみのおそば屋さん・・・、といった感じの市吉屋のさんでの昼食レポートでした。


市吉屋そば店
長野県飯田市東中央通3320
0265-22-1448