★☆ 食事処レポート ★☆
[ 信州いいなか里山ツアー 〜 伊那谷のお弁当 〜 ]
2012/02/13
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じゃじゃーん!
蓋を開けたところです。 「あれれ・・・?」 どう見てもメニューにないヤツが・・・ |
イナゴじゃないですか!
お弁当だからできた伊那谷の食べ物のオンパレード、まさしく「伊那谷のお弁当」です。 さっそくアルプスサーモンちらし寿司からいただきました。脂が乗っていて臭みのない美味しい身のお魚です。アルプスサーモンは3倍体の虹鱒(ドナルドソンだと思う)で、まるで鮭のような身を持つ美味しい川魚です。個人的には今日の種類豊富なお弁当の中で、このアルプスサーモンが一番良かったです。 続いて馬肉のすき焼風煮込み、虹鱒の甘露煮、蕨の玉子焼きなどへは箸が伸びますが、中央に位置したイナゴへは向かって行きません。 東京生まれでこういった料理に免疫のない者としては、お弁当箱の中央から発せられる強烈なオーラに『食べてみようかな・・・』といった好奇心が負けてしまいます。 横に座っていた地元飯島町出身で今回のバスツアーの中心スタッフである、エコツアー杜の中 小林さんのお弁当箱を見ると、半分ぐらい食べ進んだ状態ですが既にイナゴがない状態です。 「小林さんイナゴ馴染みなんですか?」と訪ねると・・・ 「僕イナゴ大好きなんだよね♪」との回答。 私の斜め前にいる東京から参加された方のお弁当箱を遠めで覗き込むと、まだイナゴは手を付けてない様子。 やっぱ伊那谷在住10年以上の者として気持ちよくイナゴに箸を伸ばさないと・・・、と思い「パクッ!」といきました。 サクっとした歯ごたえ、甘辛い佃煮の味、もの凄く美味しいといった味ではありませんが、別に毛嫌いするほど不味いものでもありません。要するに見た目がダメなだけで、それ以外はさほど問題が見当たらない、箸休め的な食べ物でした。 でもこの日はイナゴはこの一匹だけをいただきました。 B級グルメ、お寿司、田舎料理、ゲテモノ、何でもありのお弁当が、田舎らしさを表現していました。 arumonoでお店の方も訪ねてみたい、和泉屋特製「伊那谷のお弁当」の紹介でした。 |