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塩尻市にある小松食堂に行ってきました。

この日は朝日村に行く用事がありました。ガイドをしてくれた方が小松食堂の前で車を停めたので立ち寄る事になりました。

一見して「山の中にある昔ながらの食堂」といったお店です。

ドシャ降りの雨だったので小走りで店内に向かいましたが、店の前の赤い看板に大きく書かれた「ランチ500円」の文字はしっかりと確認。

11時45分頃に店内に入ったのですが、すでに3組の方が席についていました。同じ車に乗り合わせたY社長とS理事長と私の3人でテーブル席に座りました。

私はランチ500円が目に焼きついているのですぐさまメニューを確認すると、「山賊丼」「ねぎだれ かつ丼」「焼肉丼」が500円と書かれていました。一通りメニューに目を通すと山賊焼を売りにしていることがわかりました。

自分は「山賊丼（500円）」に決め他の人に確認すると、S理事長は「ラーメン（550円）」Y社長は「焼肉丼（500円）」とすぐ決まったので、お店の方に注文しました。

結構待ちそうだったのでメニューをじっくり眺めました。それなりに歴史を感じるお店なのですが、画像のように色々とアピールしていて頑張っている感じが伝わってきます。

ふと店内のテレビに目をやると、いつも見慣れたテレビの中の人達が、昔の香港映画のオープニングのようにとてもスリムに映ってました。古いブラウン管のテレビにデジタルチューナーを付けて見ているからだと思いますが、年季のある店内にとてもマッチしてます。

15分くらい経ったところで「焼肉丼（500円）」が運ばれてきました。Y社長が食べ始めました。数分後に「ラーメン（550円）」、焼肉丼から5分後位に「山賊丼（500円）」がやってきました。

目の前に置かれた山賊丼から、ほんのりとニンニクの香りが漂ってきました。長野県にいながらお店で山賊焼と呼ばれるものを食べるのは初体験です。

さっそくいただく事にしました。初めての山賊焼は、サクサクした衣をまとった鶏の胸肉の揚げ物で、醤油味のニンニクダレがかけられています。おそらくこの味が嫌いな人はいないと思われる、わかりやすい美味しさです。

メニューに書かれた内容によると、モモ肉が一般的らしいのですが、小松食堂はお店のこだわりで胸肉を使っているそうです。

ご飯の上に千切りキャベツ、その上に山賊焼･･･、長野県の丼物は千切りキャベツが良く登場します。

山賊焼のアップです。

メニューに書かれていた手作り野菜の漬物は、スーパーで売っている漬物ではないとても家庭的な漬物です。

にぼしでだしをとった味噌汁は、出汁入り味噌の味じゃない、にぼしのだしの味がする味噌汁です。

どちらも手づくり感が売りで、化学調味料に背を向けた感じがする味です。

どれも普通にガツガツ食える味だったので、完食まで一気に食べました。

次の予定があるので、足早に店を出ました。車の中で食後の感想を聴くと、焼肉丼を食べたY社長は「肉の色がもうちょっと茶色になるような味付けの方が好みだな･･･」、ラーメンを食べたS理事長は「普通のラーメンだった」と言ってました。

それを聴いて『山賊丼食べれば良かったのに･･･』と心の中で思いましたが、黙っている事にしました。

小松食堂は家庭的な味が特徴というか売りなんだと思うので、そういった視点で料理を選ぶと良いんじゃないかと思った、小松食堂の昼食レポートでした。


arumonoのお勧めポイント
揚げたてでサクサクの山賊丼が500円！！


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