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伊那市にあるぶらい亭に行ってきました。

お店の前は良く車で通るのですが、看板の「とるこらいす」の文字が気になりつつも、なぜかいままで素通りしてました。先日伊那市役所に行く用事があり、その帰りにぶらりと寄ってみました。

12時半をまわった頃お店に入りました。入口付近にマンガが沢山置かれた本棚がある店内には、男性のお客さんが2組ほどいました。みな注文後に料理が運ばれてくるのを待っているところでした。

「ぶらり亭＝とるこらいす」といったイメージしか持っていなかったので『とりあえずとるこらいすだろう・・・』といった気持ちでメニューを見ました。

メニューは揚げ物を中心とした丼と定食です。やはりメニューの半分はとるこらいすとその説明です。デフォルトの「とるこらいす（490円）」に好きな肉の揚げ物を選ぶのが、このお店のルールなようです。

トッピングに用意されているのは「ロースカツ1枚（400円）」「ヒレカツ1個（150円）」「チキンカツ1個（100円）」「唐揚げ1個（100円）」です。値段と1枚という単位から、どうやらロースカツは大物のようです。メニューには「この中から、2〜3個お選びください。ロースは1枚から注文できます」とありました。

どうやらロースカツ以外は、2つ以上選んで注文しなければいけないようです。

まぁ1個100円とか150円の価格ならそう大きくは無いだろうと思い、「とるこらいす（490円）で、ヒレカツ（150円）とチキンカツ（100円）と唐揚げ（100円）を1つずつでお願いします。」とお店の人に言いました。すると「ランチは大盛りサラダ、ミニデザート、ソフトドリンクのいずれかが付きます」と言ってくれたので「じゃぁ大盛りサラダで・・・」と言い注文成立です。

本棚から「新宿スワン」を持ってきて読んで待つことにしました。

しばらくすると前のテーブルに座っているお客さんに料理が運ばれてきました。どうやら唐揚げカレーです。結構なサイズの唐揚げが2個乗っています。

「3個プラスしたのはヤバイかな・・・」とちょっと不安になってきました。

10分程で料理が運ばれてきました。

肉がドンドンド〜ンと並んでいます。洋食メニューに添えられているお味噌汁が、心和ませてくれます。

見た目は想像以上に美味そうです。

この辺ではソースカツドンが主流ですが、こちらのヒレカツ、チキンカツ共に、ソースが沁み込んでいるあのカツです。

さっそく左端のヒレカツからいただきました。簡単に噛み切れるほど柔らかいヒレ肉で、ジュワ〜と口の中にソースと肉汁が広がります。ソースの味も濃すぎずマイルドなモノで、かなり自分好みのソースカツです。ぺろりとヒレカツを食べ、続いてチキンカツをいただきました。

こちらもジューシーで柔らかな肉とマイルドなソースが良く合う一品です。こうなると、1つだけ味付けの違う唐揚げが気になってしょうがありません。

チキンカツを一口食べ、次に唐揚げをいただきました。ニンニク風味とサックとした感触・・・、こちらも自分好みの一品です。

揚げ物全部美味いです！！

とるこらいすのスパゲッティは、ミートソースでナポリタンを作ったような感じで、しっかりと旨味のからんだモノです。カレーピラフも味付けの傾向がスパゲッティと似ていて、旨味がからんだしっかりテイストです。


お肉が沢山なので、ランチタイムのサービスで付いてきた大盛りサラダは、口休めにピッタリです。

『どれも良い味なので一気に・・・』と言いたいところですが、後半は肉を口に運ぶ手が若干遅くなり、ペースダウンしながらの完食でした。

食事中店の奥にある座敷席に飾られた「アビイ・ロード」のレコードジャケットと、店内を流れるオールディーズがずっと気になりました。

きっと店主の音楽の趣味と私の音楽の趣味は、重なる部分が結構ありそうで、そういった部分も料理の味に、良い感じでプラスされていたような気がします。

食後にコーヒーが出てきました。しばしのまったりタイムを過ごし、お店を後にしました。

次回は是非「ソースカツ丼（ロース）」を食べてみたい、ぶらり亭の昼食レポートでした。


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マンガが充実しています。
「とるこらいす（490円）」に唐揚げ2個で690円で、ランチタイムの大盛りサラダ、コーヒーが付けば、かなりお得だと思います。

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