ポチッとな ↓↓



高森町の国道153号線沿いにあるドライブイン市田に行ってきました。

このお店の前はよく車で通りますが、入るのは初めてです。午後1時くらいに店内に入りました。お昼の時間には少し遅めですが、店内のテーブル席は1つしか空いていませんでした。国道が良く見える窓側のテーブル席に座り、カツ丼（750円）を注文しました。

棚に漫画や雑誌があったので行って見ると、懐かしいタイトルのマンガ（2、30年前のもの）があり、つい「おれはナマズ者」を手にとって席で待ちました。

昔少年サンデーで連載されていた「おれはナマズ者」を読みながら待つこと15分位で料理が運ばれてきました。

お盆の上には蓋がちゃんと閉まらない丼がありました。蓋を取るとあめ色に輝く卵とじの煮カツが見えました。ソースカツ丼が主流の伊那谷でも、下伊那では卵とじのカツ丼を結構見かけます。

カツを一口食べました。ガツンとくるしっかりした味付けのカツは、家庭的というか全然気取っていないもので、味のバランスがとても良い感じです。お米は柔らかめですが、それがまたこの味付けによく合います。そして、煮汁の量が少な目と言うか、この味に対してちょうど良い感じで、しっかりした味付けなのに、口の中が疲れることがありません。物珍しさはありませんが、とてもバランスが良く美味しいカツ丼に、気分が良くなりました。ご飯の量もしっかりあり、途中で「多いな･･･」と思いましたが、満腹になりながら完食です。

食後にお店のおばちゃんとも少しお話しました。ニコニコしたおばちゃんで、とても良い感じの「田舎のかーちゃん」みたいな方でした。カツ丼を食べておばちゃんと話したら、1時半過ぎても店内には食事をしている人や、待っている人がいる理由が理解できました。

隣の人が食べていた野菜炒め定食も、美味そうな田舎の食堂のオーラが漂っていました。

今日食べたカツ丼の味のバランスが、他の料理でも同様なものか、是非試してみたいと思います。次に来たときは、カレーライスか野菜炒めを、食べてみたいと思います。

店内の窓から見える国道がとても印象的な、ドライブイン市田の昼食レポートでした。